| 2006年中国国際銭江(海寧)大潮逆流観光節・海寧投資説明会開催
--出典:上海華鐘コンサルタントサ一ビス有限会社 月刊華鐘通信143
2006年10月9日(陰暦8月18日)、浙江省海寧市共産党委員会兪志宏書記及び海寧市対外経済貿易局の要請を受けて、弊社会員企業のトップの方々と総経理古林恒雄等の一行に同行して浙江省海寧市に行き「2006年中国国際銭江(海寧)大潮逆流観光節・海寧投資説明会」に参加しました。
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2006年海寧投資説明会に参加した弊社会員企業参加者との記念写真 |
月刊華鐘通信136(2006年5月号)において、海寧市、尖山新区及び海寧経済開発区等の状況は既に紹介していますが、今回の訪問の目玉は、弊社関係者以外に「日刊華鐘通信」にて参加申込を受付けた会員企業のトップの方々も参加されている事です。海寧の天下に轟く大潮逆流以外に各参加者はこの機会に乗じて、海寧の「魚と米の故郷、シルクの町、文化の地、観光の名所、皮革アパレルの町」と称される所以の魅力ある都市をその眼で確認したかったのだと思いました。
今回の投資説明会は、海寧市人民政府が多方面からの貴賓の訪問視察を要請し、アルゼンチン総領事、マレーシア総領事、南アフリカ総領事、日本総領事、ジェトロー上海センター所長、トヨタ自動車等企業のトップらが参加しています。投資説明会では、海寧市の外資誘致等に関する以下の概況が紹介されました。
○ 2005年末現在、海寧市に進出済の外資系企業は607社
○ 2005年、外資売上高の前年同期比成長率は67%
○ 海寧市の外資系企業増資比率は20%
○ 2005年、海寧市の外資導入契約ベースは4.19億米ドル、実績ベースは2.3億米ドル
☆ 海寧経済開発区(省級):総計画面積35km2、開発済面積15km2、入居企業数155社、内外資系企業73社。
☆ 海寧対外綜合開発区:総計画面積20.0km2、入居企業数184社、内外資系企業73社。
☆ 海寧尖山新区:総面積42 km2、第1回「長江デルタ圏ベスト投資価値開発区」に認定された投資潜在力を最も具えている開発区とされ、海浜埋立地で形成された土地である事から、土地資源分野において独特の優位性があり、投資プロジェクトに対する土地指標規制を受けず、直ちに建設使用する事が可能である。開発区内の地質はパウダーサウンドが主体の堆積層で地質は安定しており、地耐力は9〜13トン/uであって、工事建設に完全に適している。
又、投資説明会席上では同時に8項目の外資導入プロジェクトの調印式が行われ、その投資分野は自動車電子部品、プラスチックフィルム、汚泥・工業廃棄物処理、家具、自動車部品等であり、投資額は全て1,000万米ドル以上でした。
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海寧尖山ゴルフクラブのクラブハウス内で
金中一主任が尖山新区の投資環境を説明 |
投資説明会の翌日は中国最大の皮革専門市場である「海寧皮革城」、この年末には36ホール144パーの全コースが竣工する尖山ゴルフクラブ及び清朝乾隆帝の古里で有名な「陳閣老宅」がある塩官風情街の視察であり、更にはもう一つの重要な目的である銭江の大潮逆流を見る事でした。慌しく昼食を取った後、海寧市の塩官の地に集合して、大潮逆流の到来を待ったのです。当日の大潮到来予想時刻は午後13時40分でしたが、13時10分頃には河岸沿いに多くの人が集まっていました。海寧尖山新区管理委員会の金中一主任がこの自然現象の由来を次の通り説明してくれました。銭江大潮逆流は、太陽と月の引力及び地球の自転と銭塘江河口の特殊なラッパ状の地形によるものであって、銭塘江から杭州湾への地形は外が広く内が狭い、外が深く内が浅い非常に特殊な典型的なラッパ状の形状で河口から海へ繋がっており、その幅は100kmにも及ぶのですが、海寧市の塩官鎮一帯では川幅は3kmであって、満潮時には広く深い杭州湾口から一気に大量の海水が河川に進入してたちまち浅い川面に迅速に収縮し、塩官鎮一帯の凹形の河岸形状から対面の蕭山市の凸形の河岸形状の為に進路を阻まれた潮位は不均等に大きく成長して、後ろからの波に押されて大逆流を形成するのです。陰暦の毎月の1日から5日、15日から20日が大潮の日であり、特に秋の大潮が最大規模となるのです。
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銭江の大潮逆流を望む |
金主任の説明を聞きながら、大潮逆流の方向を望めば、遠くの方で白い一直線の壁のような逆流の波が「宝塔」の地点で見る事が出来、その大潮逆流の轟きをもが聞こえてくるようです。周囲の人々は皆静かにその刻々と近づく壮観な景色を待っています。カメラを手にしている人々は自ずとシャッターに手をやりながら、その瞬間を捉えようとしています。13時40分、遠くの白い水の壁が本当に近づいてきました。長さ3km、一直線の大潮逆流が音と共にやってきたのです。その速度は想像していたスピードよりも遅いものであり、長い間待って、そして眼下で轟々と通り過ぎて行きました。約5分間の大潮逆流は潮位が顕著に大きく高くなりながら、その速度を増していったのです。
大潮逆流が去って行くと河岸に集っていた人々は興奮冷めやらぬ風情でその残像を胸に散会して行きます。
海寧市が銭江大潮逆流と同様に毎回の潮位が最大で最速でなくとも、永遠に休む事なく、次々と逆流を迎えるが如く、投資の波が訪れるようにと願いながら、銭塘江の河岸から離れたのでした。
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写真:向かって左から「海寧皮革城」、「尖山ゴルフクラブ」、塩官風情街 |
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